「THE RITUALS OF WATER(水の文化)」をテーマにグローバル向け新製品を展示

28 May 2019

中国上海市で 5 月 27 日から開催されているアジア最大規模の水まわり設備の国際見本市「Kitchen & Bath China」 に、最新のテクノロジーと日本の“The Rituals of Water”(水の文化)を体現した新しい水まわりコレクション S600 LINE と S400 LINE を発表しました。

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オープニングセレモニー

“RITUALS of WATER”(水の文化)

雪に覆われた北国の純白な大地から、色鮮やかな海に囲まれた南の島に至るまで、豊な水に恵まれた日本。日本 の人びとにとっても、水は文化の中心的な役割を占めており、身体のみならず、精神を清める作用のあるものと 考え、気持ちを切り替えるために水を用いてきました。例えば、それは神社仏閣へ入る前に手や口を洗い清める ことや、一日の終わりにお風呂に入ることで身体と心の疲れを洗い出し、明日への活力を養うなど、現在の日本 においても、水との関係は生活の中に息づいています。INAX はこのような世界でも類を見ない日本の精神性や 文化を大切にしたいと考えています。

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Asia Pacific CEO Bijoy Mohan

「今後も INAX は日本発の洗練されたデザインとテクノロジーから生まれる水まわり空間を提供していきます」と Bijoy Mohan がコメント。

LIXIL グループは、デザインがブランド価値を高める重要な要素であると考えており、今後もグローバル規模で デザイン強化に努めます。INAX は日本の豊かな自然や美しい四季とともにある文化・伝統からインスパイアさ れ、色やテクスチャーの繊細な表現力、タイルで培われた空間発想、製品と建築との融合を追求してきました。 そして、美しさと同時に、人にとっての使いやすさを考慮したデザインとテクノロジーに挑戦しつづけてきま した。こういったブランドの強みを踏襲し、デザインバリューとデザインシグネチャーを策定、製品のデザイ ンで表現しています。

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Grohe/INAX/LIXIL Kitchen, LIXIL Greater China, 董事総経理 陶江

S600 LINE

日本の空間美が、世界のバスルームを変える。 日本には、限られた空間を巧みに使い、そこに美の世界を創り 出す文化があります。日本の住空間と共に進化してきた INAX は、日本の伝統的な空間のあり方と現代の感性を 融合させた、S600 LINE を誕生させました。オブジェを思わせるプロダクトが美しく納まる空間は、まるで気持 ちを変える装置のように、より深い癒やしや、心を前向きにする活力を生み出すのです。INAX が磨いた日本の空 間美が、バスルームに新しい価値をもたらします。

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S600 LINE

日本の伝統的な盃をイメージしたCERAFINE™ VESSEL BASINは、その優雅な形状が釉薬の輝きによって一層際立ち、 それ自体が魅力的なオブジェの様。その薄さを究めたデザインを実現するのは、強度を維持して焼成中に変形し ないINAXが誇る新しい素材です。また、CERAFINE™ VESSEL BASINは汚れの付着を防ぐアクアセラミック技術を用い て作られており、簡単なお掃除でキレイが長続きします。
シャワートイレSATIS Gタイプは、トイレをもっと快適にさせる様々な先進的な機能を搭載しています。 (100年続く、アクアセラミック技術を用い、泡クッションとエアシールド脱臭等、臭いを防ぎトイレを衛生的に保 つ機能を搭載しています。)

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超薄型洗面器 CERAFINE™と水栓金具

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シャワートイレ SATIS G

日本の建築は、光が生み出す影に美を見出すことで、世界でも類を見ない空間美を創り出してきました。
S400 LINE は限られた窓から入り込む幻想的な光が、床や壁、プロダクトに濃淡のある影を描くことで、静寂、く つろぎ、簡素でありながら、奥深い美しさに満ちたバスルーム空間をお届けします。それは、プロダクト単体で はかなえることができません。光、建築、タイルやトイレなどのプロダクトをトータルに設計することではじめて実現するもの。INAX から誕生した S400 LINE が、心を整えるこの新たな価値をバスルーム空間にもたらします。

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S400 LINE

イノベーションの継承と挑戦

INAX の歴史は、今からおよそ 100 年前にさかのぼります。土と向き合い、炎を相手に試行錯誤を繰り返し、建築 家フランク・ロイド・ライトによる帝国ホテルのための装飾性に富んだタイルを作ることに成功し、今日 INAX の 礎を築きました。その後も豊かな自然や美しい四季とともにある文化・伝統からインスパイアされ、色やテクス チャーの繊細な表現力、タイル作りで培われた空間発想、製品と建築との融合を追求してきました。そして、美 しさと同時に、日本の水まわり空間の近代化と新しい暮らしの価値を追求し、日本初のシャワートイレや電力を 自給する自動水栓、部屋の空気を整えるタイルなど、イノベーションに挑戦してきました。

INAX 中国の総経理 白永光が INAX について以下のように述べています。
“INAXは新しい暮らしの価値を追求し、日本初のシャワートイレや電力を自給する自動水栓、 部屋の空気を整える タイルなど、イノベーションに挑戦してきました。INAXは今後も新しい技術開発に挑み、バスルームを単なる機 能的な場所ではなく、健康的で快適な空間にし、世界の人々の暮らしを高めることに挑戦し続けます。ユーザー 視点から新しい価値を提供するINAXの技術革新は、日本の業界をリードするだけでなく、グローバル市場にも影 響を与え続けています。”

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INAX 中国 総経理 白成光



INAX について

革新的な衛生陶器や芸術的なタイルを製造するINAXは、今日、その洗練されたデザインと暮らしを革新する技術で知られています。

INAXの歴史は、今からおよそ100 年前にさかのぼります。土と向き合い、炎を相手に試行錯誤を繰り返し、建築家フランク・ロイド・ライト による帝国ホテルのための装飾性に富んだタイルを作ることに成功し、今日のINAXの礎を築きました。その後も豊かな自然や美しい四季とと もにある文化・伝統からインスパイアされ、色やテクスチャーの繊細な表現力、タイル作りで培われた空間発想、製品と建築との融合を追求 してきました。そして、美しさと同時に、日本の水まわり空間の近代化と新しい暮らしの価値を追求し、日本初のシャワートイレや電力を自 給する自動水栓、部屋の空気を整えるタイルなど、イノベーションに挑戦してきました。人にとっての使いやすさを考慮したデザインとテク ノロジーに挑戦しつづけてきました。

そして、そのタイルの表現力と技術力が買われ、イタリアを代表する建築家兼デザイナーであるジオ・ポンティが設計とタイルのデザインを 担当した聖フランチェスコ教会(1963年建造)の老朽化した外壁タイルを復元製造し、提供しました。 今後もINAXは日本発の洗練されたデザインとテクノロジーから生まれる水まわり空間を提供していきます。健やかに、いきいきと。そんな誰 もが望む暮らしをかなえるために、INAXはイノベーションというスピリッツを受け継いでいきます。

www.inax.com